タイトルのままです。どちらかというとお礼の報告です。
きっかけは、こちらの記事でした。
これいいなぁと思いつつ、結局手をつけておりませんでした。しかしこちらの記事が再び私を駆り立てることとなり、調べてみました。
ビープ音を出すパッケージ
上の記事で紹介されているpingrパッケージは当時GitHubにあったのですが、現在名称をbeeprに変えてCRANにも登録されています。なのでさくっとインストール。
install.packages("beepr")
library(beepr)
使い方
このパッケージの関数はbeep()のみです。まずは試しにならしてみます。
beep()
はい、あの発表の時に聞く音が聞こえますね。ただ初回はちょっと音がうまく鳴りません。もちろん他の音も準備してあります。例えば…
beep(3)
はい、あの音です。テンションがあがりますね。どんな音があるかは関数のヘルプを見てください。なお、CRANからパッケージをインストールすると10音ですが、GitHubの方には11音になってます。master ninjaって…
実際に使うなら、Scriptに記述しているコードで音を鳴らしたいタイミングの位置に、この関数を差し込むといいでしょう。特にMCMCでぴょんぴょんしたい方にはオススメです。
そして個人的に一番重要なのが、「パスを指定すれば任意のwavファイルを鳴らせる」ことです。使い方はこうなります。
beep("wavファイルへのパス")
つまりwavファイルさえ準備できれば、スクリプトの最後に「有意差でたよっ」とささやいてくれるのです。すばらしいです。
応用編
引数の数値を0もしくは収録音数以上の数値にするとランダムに再生されます。また
こちらの記事とこちらの記事を参考にすれば、また色々な楽しみ方をすることができるかと思います。
注意点
Linux環境ではwavファイルが再生できる環境が必要です。VLCメディアプレーヤーなどをインストールしておけばすぐにクリアできます。私の環境はUbuntu14.04でしたが問題なく動作しました。
@dichika 様、本当にありがとうございました。