過去最大の遅延で申し訳ありません…。
R3.2.0
本家サイトにあるとおり、4/16にR3.2.0がリリースされる予定です。
私の周りでプレリリースを試したという人は見受けられないのですが、いつもどおりメインの分析マシンに導入するのは少し待ったほうがいいのではというのが正直なところです。例えば、(1)パッケージ対応の問題、(2)インストール済みパッケージが見えなくなる、などの問題が発生するからです。でも誰かが試さないと進まないので、私は進みます。
なお、Ubuntuでアップデートのリストにcranを突っ込んでいる方はいつもどおりupdateすると気づかない内にアップデートされる可能性がありますので注意してください(R3.1でやってしまった)。
Rとウェブの融合(エストレーラ連載記事)完結
このブログでもWebで公開される度に紹介していました上記の連載が、ついに完結しました。
さいごの記事は「R言語の過去と最新の動向」ということで、とても読み応えのある内容となっています。ありがとうございました。
パッケージ関連
- formattableパッケージ
- knitrやrmarkdownで表をダイナミックに作成する時に、データの特徴をもっと色々設定できるように作成されたパッケージです。kableよりも色々面白くできます。詳しくは上記リンクを参照してください。
なおこのパッケージのサンプル表を「よりExcel風に」したサンプルがホクソエムさんより公開されています。 - UnicecodeRパッケージ
- 「ウムラウトとかはUnicodeで対応できるけど、場合によってはUS-ASCIIフォーマットのみのテキストにしたい時もあるよね?」ということで開発されたパッケージです。ぜひサンプルを見てみてください。結構面白いです。なお個人的には全く使いドコロがないです…。
その他
- batman equation
- なにか困ったことがあれば、このコードを入力して出力を夜空に映しだすんだ!!
- dplyrを使いこなす!基礎編
- dplyrの解説記事は数多くありますが、この記事は途中に挟んである図がイメージしやすくていいですね。今度自分が資料作るときの参考にさせていただきます。
- Poisson regression in Stan
- ポアソン回帰を{glm}で実行した場合とStanで実行した場合とで比較しています。Stanの勉強になります。
- ガウシアンを一様乱数でモンテカルロ積分した際の一様乱数の幅依存性
- タイトルの通りの内容で、添削記事としてこちらが公開されています。この可視化は面白いですね。
- データのばらつきを視覚化する
- 基本的なところをサンプルコードと結果が表示されていて、とても助かります。ただ個人的にbeeswarm苦手なんですよね…。
もし不都合およびミスがございましたら、コメントもしくは@kazutan までお知らせください。ありがとうございました。
案の定、4月に入って記事の収集が滞ってます…。
dareka yasumi wo kudasai.