結構更新が渋ってしまい申し訳ございません。
色々あって結局11月が更新できなかった・・・ネタはあったのに
標題通り、研究室で自分が使っているPCをそろそろ入れ替えようと計画しています。
現在使用しているのがVistaで、CPUなどには問題ないのですが、メモリが少ないことや諸問題が発生していることにより、
新たにデスクトップを導入することにしました。
なお、現在使用しているメインPCは手元に置いておき、2台体制で必要に応じて使い分けれるような環境整備を計画中。
肝心の、新しいメインPCの構成ですが・・・以下のように考えてます:
【CPU】Intel Core i7 950
【チップセット】Intel X58 チップセット
【メモリ】2GB×3=6GB
【記憶媒体】Intel SSD(MLC) 160GB
【グラフィック】GeForce 470(1.2GBメモリ/DVI×2, HDMI×1)
【光学ドライブ】DVDスーパーマルチ×1
【その他】USB3.0、SATA6G対応
このような感じです。
おそらくこれだけ見た人は「バランス悪!」と思うかも知れませんが、予算の都合も含めてこれがベストだと思っています。
以下その理由も含め、今回のコンセプトをお話しようとおもいます
今回新たにPCを導入するに当たって、考慮した点は次の3つです。
1.HDDではなくSSDを起動ディスクに
ノートPCではだいぶ一般的になったSSDですが、今回デスクトップに導入したいと思うようになりました。
その理由は肥大化したアプリケーションに対応するためです。
AdobeのCS5を快適に動作したいと思ったとき、メモリ関連も重要なのですが、ソフトの起動に関してはSSDの恩恵を受けたいと思いました。最近ではメモリを増やしてもソフトの動作に対して変化を感じにくいらしく、HDD→SSDの変化の方が如実に体感できると言います。そこで今回は起動ディスクとしてSSDを採用することにしました。
なお、SSDには寿命問題とか言われていますが、実証データや評価を調べた結果、正直問題にならないという結論に至りました。これは「こわれない」ということではなく、「壊れるタイミングはHDDと大して変化ない」ということです。
なお、発注ではSSDのみとなっていますが、現在のメインPCに換装しているSATA接続のHDDが移し替えられます。従って、OS・ソフト保管用がSSD、通常のデータはHDDに保存という形での運用となります。
2.グラフィックはミドル~ハイレベル、3端子で
夏頃に計画していた段階では、GeForce460あたりを狙っていたのですが、詳細を調べていき、コストパフォーマンスなどを考慮にした上で、470を選択。ただ、問題は「3つの端子」という点。
これまで数年間デュアルモニタで作業していましたが、最近2つで足りないと感じるようになりました。そこでトリプルモニタができる環境をということで、最低限の端子数は3つとなります。意外とBTOでも気をつけないと見つけられない。もちろんグラフィックボード単品ならいくらでもあるし、ワークステーション用のOpenGL系の分ならあるんですが、そうなると予算が問題。何とか妥協点を探したというところです。
なお、現在の予定としては、(メイン)22インチワイドDVI、(サブ1)32インチ液晶TV、(サブ2)17インチスクエアモニタD-Sub、というとんでもなくアンバランスな状況になりそうです。本当はもうちょっと統一させたいのですが、それは来年度の予算次第です。
3.USB3.0やSATA6G対応のチップセットを
この点が意外とネックになりました。おそらく来年から一気にこれが市販モデルでも出てくることは間違いありません。そこでこのパソコンを数年使うためには、このあたりの企画を最低でも押さえておくべきだと思いました。これが可能になるのがX58チップセットあたりから。となるとCPUは9xxシリーズとなり、値段が上がって・・・という感じで、調整が難しくなります。ただおそらくは3年後までの狩猟になるUSB3.0はせめて組み込みたいと思う、自分の心から譲れませんでした。
・・・本当は他にも、電源ユニットは最低でもブロンズでよければシルバー以上、クーラーは純正ではなく静音使用、ケースは安っぽいアルミじゃなくって丈夫なスチール、などいくらでもポイントはあったのですが、最重要項目は以上の3つでした。
この点を踏まえて、いろんな業者を検討し、最終的に見積もった会社でうまくいきそうです。
てことで、すでに最終見積もりはいただいているので、これを持って発注したいと思っています。
この段階にくると、本当に「いつくるかな?いつくるかな?」と待ちわびる子どもと同じです。
商品がとどきましたら、またレポートします。