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僕は現在広島市在住で主にバス・路面電車・アストラムラインを利用しているのでPASPYは手放せないものなのだけれども、たまにJRにも乗る。
出来ればすべてICカードにしたいけどICOCAだけではお得感がないし、実家は福岡でICOCAは使えないし、一番出張に行くのは東京。
結局どうしたらいいかをググったけれどもピンポイントで紹介しているサイトにめぐり合わない。しかし結局Suicaを購入した。
その後に色々気になることがあり、調べてみていろいろ考えてみたことをメモがわりに書いてみたい。

結論は以下のとおり:
(1)普段から広島エリアでバス・路面電車・アストラムラインなどを利用するのならPASPY必須
(2)広島エリアでJRも利用するならもう一枚必要だが、その対象は以下の3パターンに分かれる
(2-1)サブエリアが関西エリアで「JR以外の交通機関」が中心ならICOCA
(2-2)「特定ICカードエリアでの利用」>「広島エリアでのJR利用」ならば、そのローカルのJR系カード
(2-3)それ以外ならSuica
※ 執筆時時点(2012/03/22)での比較
※ あくまで広島エリアの利用を中心にしています
※ 2013年春から相互利用のマップがかなり変わります。ご注意下さい。

(2)から3つに分かれてますが、上の2つは特別枠で、大抵はSuicaになるかと。
では本論に入ります。


◯前提条件
今回のお話は、以下を前提にしています
 ・広島が主エリアであり、週の殆ど在住している
 ・多少は出張などで外に出ることもある
 ・ICカードは出来るだけ少なくして効率化したい
これは広島で働く多くの人がぴったりの状況であり、外れる人はそこまでいないはずです。

◯広島エリアの住民としてまず把握しておくこと
自分が住んでいるエリアを把握しておくとは非常に重要です。
ポイントは以下の3点。
 ・PASPYは約1割の運賃値引が標準
 ・広島のJRはICOCA主エリア
 ・ICOCA→PASPYはOK、PASPY→ICOCAはダメ
つまり、広島エリアに住んでいてJRだけで常に完結する人以外は、PASPYは必須になります。これが先の(1)につながります。ただ広島に住んでいるとJRも利用する機会が結構あります。その時の悩みが今回の記事の目的となります。

◯ICOCAかSuicaか
私も最近気づいたのですが、「広島エリアのJRでもSuicaが使えます。」
広島市内に住んでいると全くといっていいほど気付きません。そりゃそうで、広島はJR西日本管轄、そこにはICOCAがあるのですから。しかしSuicaのwebサイトに行けばすぐ分かる通り対応しているので使えます。ではどこでこの2つを弁別すべきかという議論になりますが、結局のところ対応エリアで比較することになります。
 ・ICOCAの長所:関西エリアのJR以外でも広く使える
 ・ICOCAの短所:PASMOエリア、九州のnimocaとはやかけん、札幌のKitacaで使えない
 ・Suicaの長所:利用エリアが広範囲、モバイルSuicaが利用可能
 ・Suicaの短所:関西ではJR以外使えない
つまり、「関西のローカルラインを使うならICOCAだけど、それ以外ならSuica」というわかりやすい結果となりました。
これじゃつまらないですね。

◯ポイント制と運賃割引性
調べたところ、大抵の乗車ICカードはポイント制が取られています。つまり「使ったらポイント付与するよ!それでお得だよ!」というシステムです。これは別に乗車ICカードに限らず大抵の場合あるサービスです。
ところが乗車ICカードによっては運賃割引を実施するのもあります。例えば広島のPASPYとPiTaPa。この2つは運賃値引きを行います。
※ ただしPiTaPaはクレジット利用でその中身もかなり複雑
ポイント制のカードを利用するなら出来るだけ利用を集約してポイントを貯めることが重要ですが、直接割引だとその場で利用するかどうかになります。
まあおそらくはPASPYがこの制度を利用したお陰で独立しているんだと思いますが、これがこのあとに響きます。

◯チャージした電子マネーがどこで使えるか
先のポイント制と絡みますが、運賃以外でどこで使えるか。これは大きなエリアのカードであれば全国のコンビニで大抵使えます。広島でもセブンなどでSuicaやICOCAなど使えます。ポイントを重視、という観点なら広島市内でもICOCAやSuicaでと思いますが、ポイントサービスの比率は非常に低いので、広島市内なら直接割引のPASPYの方が安くなります。

◯結局どうなるのか
広島市内に住んでいる方はどうしてもJR以外を利用する機会が多いので、約1割のPASPYは手放せません。これが先に書いた(1)の理由です。
あと、広島エリアにいる人間としてはJRへの対応となります。ポイントの集約性および対応エリアの広さを考えるとSuicaがスムーズでしょう。ただ、Suicaのポイントサービスは記名式じゃないと無理なので気をつけて下さい。

ただSuicaでカバーしきれないのがPiTaPaや一部ローカル線など。もしそのようなエリアに「定期連絡会でしょっちゅう行くんだ!と」「いつも帰る実家がある。」「遠恋の彼女がいる!」などという場合には、PASPY+ICOCA、あるいはJRに全く乗らないのであればPASPY+PiTaPaという方がいいでしょう。

また同様に本当に頻繁に「そのエリアで利用するんだ!」というのであれば、その土地の乗車ICカードをプラスで購入されてもいいかと思います。特にそのローカル限定の乗車ICカードであれば。

以上です。
正直私がこの記事で言いたかったことは、「ちゃんと広島でもSuicaが使えることを告知しろ!」ということ。これを知らなかったから、実家の福岡ではSuicaだけど広島はICOCAだし、とか悩まずにすんだのに。

なお最初に触れてますが、これは執筆時での話です。
特に2013年春になると主要都市圏の相互利用エリアが拡大します(詳しくはwikipediaの乗車ICカードを参考にしてください。)

そうなった結果・・・でも広島エリアの人間には上述の話が変わらなかったりするんですよね。PASPYの割引が大きいのともう1枚をどうするかに帰結しますので。ますますローカルの乗車ICカードが苦境に立たされて駆逐されてしまうんじゃないかとちょっと危惧してたりします。

2 Responses to “広島エリアの人が持つべき乗車ICカードを考えてみた”

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